機能性野菜とは
株式会社AML植物研究所では、会津の豊かな自然環境の中で更にクリーンルームという栽培環境で、機能性野菜の水耕栽培を行っております。機能性野菜とは何か、ご紹介いたします。
〇機能性野菜とは
「機能性」とは、本来の自然の野菜に比べて、栄養素の含有量が多いところに由来します。
もともと含まれているその野菜特有の栄養素を、科学の技術や品種改良によって増大させています。
〇高機能性野菜とは
高成分野菜とも呼ばれ、本来は全く含まれないか、ごく微量にしか含まない抗酸化作用を持つビタミンやファイトケミカルなどの有効成分を、特殊な栽培技術を用いて含有量を多くしたり、逆に少なくした野菜です。
松永茂特別技術顧問
食の「安心・安全」をモットーに高機能性野菜を普及させることで、健康生活の実現に貢献していきます。
食生活を豊かにし、安心して、年齢を問わず幅広い層に提供して参ります。
私どもの高機能性野菜で、一層の笑顔と明るく楽しい食卓づくりの実現を目指しています。
低カリウム野菜
腎臓病患者の方々は腎機能の低下から、カリウムを体外へ排出できなくなり、高カリウム血症などの病気を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
そこで厳しい食事制限がなされます。カリウムを多く含む生野菜、果物は厳禁でありますが、食べたいという強いニーズがそこには存在します。
〇透析患者数の地域別推移
・慢性腎臓病患者1,330万人(2008年)
・日本の人口の1割が腎臓病であり、国民の死因の第8位
・世界では6億人が腎臓病の影響を受けている
〇生産レタスの硝酸態窒素
〇生産レタスの一般性菌数
カルシウム含有量の高い野菜
・人間の骨を形成するカルシウムは、体内で生成することはできないため、人間が生きていく上で欠かさず摂取しなければならない栄養素です。
・子供や成人(特に女性)にとっても必要な栄養素ですが、高齢者にとっての必要性はさらに高まります。
・転倒、骨折をすると、寝たきりになってしまうからです。また、それを介護する方の負担も大きくなります。
・カルシウムを摂取するための代表的なものに牛乳や魚がありますが、高齢者にとっては摂取しにくいものとなっております。
〇カルシウム摂取量と目安量グラフ(性別・年齢別)
低カリウム野菜の栽培ノウハウを活かし、カルシウムを多く含む機能性野菜(レタス)の量産栽培技術の確立に取り組んでおります。Ca含有量は、玉レタスの4~5倍、リーフレタスの1.4~2倍
日本人は慢性的なカルシウム不足
カルシウム摂取量の推奨は、1日650~1,000㎎
これに対し、日本人の平均摂取量は531mg
カルシウム不足が原因とされる骨粗鬆症患者は、国内に1,000万人