AML健康野菜のご紹介
AML植物研究所では、完全閉鎖型(人口光・水耕栽培)のクリーンルームで、食の「安心・安全」をモットーに、徹底した品質管理のもと高機能性野菜の栽培を行っております。 大きな天候変化の影響を受けることなく、一年中安定した品質・供給・価格を実現しております。
野菜の育成に適した栽培環境を維持しながら、機能性野菜専用オリジナル培養液を用いて、低カリウム野菜をはじめとする高機能性野菜を生産しております。
※【新規お取引をご希望のお客様】こちらからお問い合わせ下さい。
AMLブランドの野菜ラインナップ
現在AMLブランドで生産している高機能性野菜は、以下3種類のレタスです。
1.カルシウム高含量レタス(AML HCa)…カルシウムが不足しがちな女性・高齢の方々に
2.低硝酸レタス(AML HNO³)…野菜のえぐみが苦手なお子さんなどに
3.低カリウムレタス(AML LK)…カリウムの摂取制限のある方に
〇機能性野菜とは
「機能性」とは、本来の自然の野菜に比べて、栄養素の含有量が多いところに由来します。
もともと含まれているその野菜特有の栄養素を、科学の技術や品種改良によって増大させています。
〇高機能性野菜とは
高成分野菜とも呼ばれ、本来は全く含まれないか、ごく微量にしか含まない抗酸化作用を持つビタミンやファイトケミカルなどの有効成分を、特殊な栽培技術を用いて含有量を多くしたり、逆に少なくした野菜です。
1.カルシウム高含有レタス【AML HCa】
カルシウムは、 骨や歯の主要な構成成分になるだけでなく、細胞の分裂・分化、筋肉収縮、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進など生命維持に重要な役割を果たしています。
またカルシウムは体内で生成することはできないため、人間が生きていく上で欠かさず摂取しなければならない栄養素です。 子供や成人(特に女性)にとっても必要な栄養素ですが、高齢者にとっては、加齢と共にカルシウムの吸収率が低下し結果として骨粗鬆症を来たす一因にもなる為、必要性はさらに 高まります。
当社は低カリウム野菜の栽培ノウハウを活かし、カルシウムを多く含む機能性野菜(レタス)の量産栽培技術の確立に取り組んでおります。
Ca含有量は、玉レタスの4~5倍、リーフレタスの1.4~2倍となっております。
日本人は慢性的なカルシウム不足
- ・カルシウム不足が原因とされる骨粗鬆症患者は、国内に1,000万人
- ・カルシウム摂取量の推奨は、1日650~1,000㎎
- ・これに対し、日本人の平均摂取量は531mg
〇カルシウム摂取量と目安量グラフ(性別・年齢別)

2.低硝酸レタス【AML HNO³】
硝酸態窒素は、苦み・えぐみの要因 であります。 当社の低硝酸レタスは硝酸態窒素含有量を抑えることで、野菜の苦みが苦手なお子様でも食べられる、ほんのり甘いレタスとなっております。
なお、硝酸態窒素はヨーロッパでは健康被害の可能性を危惧し、野菜に含まれる硝酸態窒素濃度を規制しています。 一方日本では、健康被害に確たる証拠はないとして特に規制はありません。
当社の低硝酸レタスは、独自の低濃度の培養液で栽培しているため、その基準値を大幅にクリアしております。
3.低カリウムレタス【AML LK】
腎臓病患者の方々は腎機能の低下から、カリウムを体外へ排出できなくなり、高カリウム血症などの病気を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
そこで厳しい食事制限がなされます。カリウムを多く含む生野菜、果物は厳禁でありますが、食べたいという強いニーズがそこには存在します。
当社の低カリウム野菜は一般的なリーフレタスに比べて約1/5以下のカリウム含有量となっております。
〇透析患者数の地域別推移
- ・定期的な人工透析が必要な透析患者30万人(2012年)
- ・慢性腎臓病患者1,330万人(2008年)
- ・日本の人口の1割が腎臓病であり、国民の死因の第8位
- ・世界では6億人が腎臓病の影響を受けている
